プロテインは必要?
どうも!明日世界が終わるとしても、今日筋トレする男、Daijです。
筋肉ムキムキの人が口にするイメージがあるものといえば、プロテイン、、ささみ、鶏むね肉、卵など、高タンパク質のものが多いですよね。
高タンパク質のものを摂ってガンガン筋トレすれば、筋肉がつく。常識ではありますが、実は科学的根拠はないかもしれません。
今回は、根拠がない理由と、どういった食事が筋肉をつけるのにいいか、お話しします。参考にしていただけたら幸いです。
たんぱく質の摂取量
トレーニングをする人の、たんぱく質の摂取量は、体重1kgに対して、1.2~2.0gが推奨されています。体重60kgの方なら、72~120gです。なんとなくですが、「120g摂ったら筋肉つきそうじゃん!」と思いますよね。ってか、摂れば摂るほどつくんじゃないの?って感じです。笑
ですが、そう単純ではないようです。
体重1kgあたり2g以上取ると...?
たんぱく質を体重に対して1gから2gに増やすと、その分たんぱく質摂取時の筋肉合成量が増えます。それと同時に、非摂取時の筋肉分解量が増えます。つまり、食べた後の合成は高まるが、食べてないときの分解も高まるということです。摂れば摂るほど、この幅は大きくなります。
ここで注意したいのは、たんぱく質が筋肉を成長させるわけではないということです。あくまで筋肉を成長させるのは、筋トレです。筋トレで傷ついた筋肉が超回復するためであって、その回復度合い(筋肉の成長)は、たんぱく質を摂取すればするほど大きくなるものではありません。
難しいですね。笑
頭に入れてほしいのは、たんぱく質を多量に摂取すると、筋肉が分解されやすくなるということです。
さらに、体重1kgに対して1gのたんぱく質を摂る人と比べると、2g摂る人は、食事摂取後の筋肉の合成が少なくなります。
なんということでしょうか。筋肉をつけるためにたんぱく質を摂っているのに、むしろそのせいで筋肉がつきにくくなり、分解されやすくなるとは...皮肉なものです。