たんぱく質至上主義からの脱却

どうも!全知全能全筋肉、を目指す男、Daijです。

体づくりには、適切なトレーニングが必要です。そしてそれと同じくらい重要なのが、正しい栄養に関する知識と、それによる食事管理です。

ボディビルは、''不健康な体を競うものだ''なんて言う人もいますね。あれは競技のためにやっているから仕方ないですが、一般のトレーニーがその人たちのやり方をマネて、不健康な体になるというのは避けるべきです。

たんぱく質さえ摂ればいい」という考えは、長期的な視点で見てみると、リスクが大きいです。
そこで今回は、タンパク質に偏った栄養管理をやめるべき理由をお話しして、参考にしてもらえたらなと思います。

たんぱく質の推奨摂取量

一般的な人の1日のたんぱく質の推奨摂取量は、60gです。筋肉をつけたい人の推奨摂取量は、体重1kgに対して、たんぱく質1,2~2,0gです。体重60kgの人なら、72~120gですね。

1日に、2,0g以上摂取しても、効果は上がらないことがわかっています。それどころか、たんぱく質の過剰な摂取は、腎臓に負担をかけてしまい、腎臓病になるリスクを高めてしまいます。腎臓は機能が低下すると戻りません。仮に腎臓を患ってしまったら、たんぱく質を大きく制限しなければならないことになってしまいます。

たんぱく質さえとればいい」と、大量に摂っていると、時がたってから痛い目を見る可能性があるので気をつけましょう!

たんぱく質といえば、肉、乳製品

ムキムキの人が食べているものとして思い浮かぶのは、ささみですよね。やはり肉類が、筋肉をつけるのにいいというイメージはあるでしょう。ですが、肉に偏ることは、健康上のリスクが非常に大きいです。

日本とアメリカを比較すると、日本では野菜の消費量が減り、がんの死亡率が上昇している一方で、アメリカでは野菜の消費量が増え、がんの死亡率が減少しています。さらに、赤身肉や、加工肉は、発がんリスクの増加にほぼ確定的と言われています。

また、肉や乳製品の脂は、内臓脂肪として蓄積されやすく、生活習慣病になる確率を高めます。


いかがでしたでしょうか?
長期的な視点に立つと、タンパク質に偏ること、肉などに偏ることは、非常に大きなリスクを伴います。

レーニングって楽しいですし、筋肉がついて体が変わるというのも、面白いです。何年も何十年も、トレーニングを続けるためには、健康を損ねてしまってはダメです。

肉以外からもタンパク質は摂れますし、タンパク質以外にも、摂るべき栄養素はあります。
次回以降の記事で、野菜や魚など、ほかの食品の重要性についてお話しします!

以上!Daijでした。